自担に会ってきた話
うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVELIVE6thSTAGEへ行ってきました。
今回、本当にいろんなことがありましたが、このブログではなるべくライブの内容と、自分が思ったこと、感じたことだけを書きます。
曲ごとのレポもインターネットの海に溢れてるのであまりまとめません。
タイトルに自担とありますがあまり自担の話はしていません。
記憶力が全くよろしくないので1日目と2日目が混在します。
うろ覚えのところもあります。むしろそればかりです。
ご了承の上、お読みください。
最初のマジLOVEレジェンドスター。
初めての野外ということもあり、まだ明るい時間で、演者がスタンバイするのが肉眼ではっきりと見えました。いつも暗転から始まるのでそれが新鮮で、同時に「ああ、ついにプリライが始まるんだな」という気持ちになりました。
目の前に今まで画面の向こうにいた人がいるんだっていうこと。
夢の中で意味不明な事件に巻き込まれているのに何故か冷静、そういうのがあったと思います。
もともと接触が本当に苦手で、現場に出ても最後列、天井席ヤッターな人間です。応援している対象がどれほど近くでも勝手に脳が「これ夢だわ」と解釈するのか、なんとなく一線引いた感じになってしまってて。
だからなのか、本人は遠くにいて豆粒になってる状態ではモニターに抜かれた時の方がリアクション大きくなってる気がします。いつも見慣れてる感じだから、耐性が出来てるのかな。本人を見るよりも画面見てギャーギャー言ってる方が圧倒的に多いから。
でもグロエンで谷山紀章の乗ったトロッコが目の前で止まったときは流石に心臓止まるかと思いました。一生の宝にします。
今思えばあのタイミングから今回の谷山紀章はじまってたな……。
来栖からのたくさんのファンサもありがとうございました。2日通して来栖がいちばん多かった気がする。あとヘブ。
前に書いたヘブンズに対してキャーキャー言えるのかって話。
結論としては、言えました。しかも結構しっかりと。
初日はいろんな感情が入り混じってたのであんまり声にはなってなかったけど、2日目はその辺が少しだけ整理されていたので素直に叫べたかな。
まぁ、推せるかと言われると苦笑いしてしまうのも何人かいました。
それは仕方ないというか、アイドルとしての方向性と好みの問題だから、誰が悪いとか何が足りないとかそういうことではない。
HE★VENS7人の絆の強さというか、チームワークには非常に驚かされました。マジレボ最終話から箱推しです!というような人の先見の明には頭が上がらない。7人になってからの年月を考えるとスタリをゆうに超える。カルナイは……うん。
アンテナ伸ばしてなかっただけでキャストの発言や態度にそういうの見え隠れしてたのかもしれない。無知は罪、あらためて戒め。
それこそうたプリを応援している延長としてキャーキャー言ったのもあり、その一方でマジで本心から一人のアイドルに対してああああ、無理、待って、尊い、好き、ってなったのもいました。まだプリライの印象引きずり続けてるからそうなってるだけかもしれないので本当に推し増すなら次の現場で同じことが起きてからかな。
カミュ様増したときの自分のことを言われると反論全くできないんですけど。
はい。瑛一です……。
推し、増えることは稀によくあれど変わることは少ないので、3人時代から気になってた顔はやっぱり変わりませんでした。あとね~マジレジェから思ってたけど天草推せるよ。
比較するわけじゃないけど、QUARTET NIGHT。
今回のライブではびっくりするほど個人ファンサがなくビビりました。
(ツイッターでは推しにファンサ受けた!っていうの見たけど)
4人それぞれからドーム全体抱いてやるよ!という気概も、カルナイが最強だから舐めてんじゃねーぞ!という煽りも、ドッチャクソ襲い掛かってきたのでそれはそれで。
カルナイはビジュアルもパフォーマンスも完成されすぎててやっぱり声優のライブじゃないんですよね。良い意味で。よく出来たMMDとかMVを見てる感覚に近い。
スタート地点が100%なんですよ。そこからどれだけ上げてくるか。
それがどれだけ大変か、もう我々消費者では想像もできないんですが、(見た目上では)平然と仕上げてきたところが本当にカルナイ。
ソロコン後のはじめての現場っていうのもあったので、明らかに意識の持ち方が違っているなっていうのも感じました。
カルコンでやるべきこと、カルコンでの立ち位置と、プリライでやるべきこと、プリライでの立ち位置っていうのを、明確に4人が掴んでました。本当にカルナイはすごい。
あと本当に印象的だったのがスタリを立ててなかったとこ……。
ドーム全体を俺達のファンにしてやるっていう気持ちアリアリ。
カルナイとしての価値を高めることに重点おきまくり。
余裕ないとかそういうのじゃなくて、カルナイとしてどうあるかっていうの、考えに考えた結果ああいう感じになったと思うと感謝しかない。
寿はまだちょっとスタリのこと考えてくれてた!ありがとう!(笑)
ST☆RISHについてはたくさん想うことがありすぎて。
正直なところこのブログの公開がここまで遅くなったのは、ST☆RISHについて何一つ言葉になってなかったからです。
今回はデュエットプロジェクトっていう大きいひとつの流れがあり、それはほとんどうたプリにおける先輩にあたるスタリが、ヘブを引っ張っていく形で表現されていくかなって思ってたんです。
でも蓋をあけてみればHE★VENSとはそういう感じじゃなくて、デュエットの方はここまでのうたプリの空気となんら変わらなくて。
むしろソロの方がスタリから何か放たれるものが大きくて。
まずは安堵みたいなものがあったんですよね。
彼らはずっと応援してきた彼らと変わりのないST☆RISHだな、という。
そして今まで応援してきたST☆RISHじゃない部分もあって、けっしてマイナスな話ではないけど、確実に変わっていってた。
キャストの話をしてしまうと、彼らにとって難しいことって「ずっとファンに望まれるプリンスで居続ける」ことだと思うのですが、それをファン側から当たり前のように扱われているのが非常に解せないというか、なんて贅沢な話なんだろうと。
寺島拓篤が一十木音也でいることは、宮野真守が一ノ瀬トキヤであることは、けっして当たり前ではなくて、数多くの血反吐の上に成り立ってるもので、なんかまずそれを強く強く肝に銘じたかったんです。
銘じてるつもりだったんですけど、甘えてたんだとも認識してます。
そして今回のソロではその「居続けた」プリンスから、更に「育った」プリンスを全員が見せてくれたかなって思ってます。やっぱりST☆RISHについて話すときには音くんと一ノ瀬を中心にして考えてしまうんですが、ここの2人が一番顕著だったので。
演出が豪華だったとか小道具が多かったとか、曲アレンジ、出てくるとこの近さ、猫、いろいろたくさん考えてもらって最大規模のライブにしてくれたこと認めます。お金いっぱいかけてた。
でもそれはあくまでも表現の幅を広げる手助けであって、あとは本人たちがどういった心づもりで板に立ってくれてるかで、その効果って何倍にも、何十倍にもなるので……。
音くんのソロの最後に一ノ瀬が出てきて名前呼んで、抱き合って、最後に7人でポーズとったとき、ST☆RISHだ、ST☆RISHがいる、って思ったんです。
それまでもST☆RISHだったんですけど、何故だろう。
ああいうときに尊いって使うんだと思うんですけど、それと同時に切なさというか、ここにしかST☆RISHいないんだ、という、どうしようもない一瞬の煌めきみたいな、そういうのがあって。
わたしが好きなST☆RISHに会えるのって、本当にプリライのこのステージの上でしかないんだって、なんか、その時にしっかり自覚したんですよね。
音源でST☆RISHの名残を感じることは出来るけど、円盤でST☆RISHを見てライト振ることは出来るけど、現場で見たあの7人が正しい姿だから、そのほかのところにあるST☆RISHって、ST☆RISHじゃないんだなって。
別にST☆RISHなはずなんですよ、ステージ外でも。
でも、もう、そうじゃない7人のこと、わからなくなってしまってるな。
ダメだ、まだ言葉にするの早かったのかもしれない(笑)。
ただ7色のライトで埋まる客席のこと好きだったんです。
でもHE★VENSでも同じ状況になってたはずなのに、特にそういうの感じなかったから、やっぱりST☆RISHのことが好きだから、7色のライトにあんなに胸が打ち震えたのかなって思ったんです。
最初のマジレジェ以外、まともに7人曲歌わせてもらえなかった、それが余計に心にわだかまってるのかもしれない。最初の時点では明るくてあんまりライト目立たなかったんだよね……。
あとの全員曲はST☆RISHのソロコンでやってくれると信じてる。
どうにも根が暗いもので、常に最悪の事態について考えては、勝手に憤ったり何かと戦っているようになりがちなのですが。
今回に関しては勘違いでもなく、うたの☆プリンスさまっ♪の今後は明るくない、少なくとも現状ではこのままさらに上に進むには足りないものが多すぎる、足を引っ張っているものが多すぎる、そういう印象をドカンを受けました。わたしだけじゃないよね。
キャストの方からそれが感じられたのは、今まで以上にキャストがうたプリを愛してくれるようになったのと、同時に危機感を覚えてくれたことなんだろうなと。
プロ意識のあるアイドルが好きな自分としては一種喜びのようなものすら感じたのですが(特に谷山紀章)。
それぞれ年月の違いはあれど、何年かで抱えているものが増えて個々人の活動の幅も増えて、それでもここまでうたプリの、プリンスとしての立ち振る舞いに責任をもってくれたのが本当に嬉しい。パンフでもそれが見えたし。
いろんな権力や何やらを持ってしてもどうしようもない、ものすごく漠然とですが、表に出せない様々な試練があった中で、それをファンに直接言うのではなく、ただただ綺麗な完成形だけを魅せようとしてくれたことにも感謝しかなくて。
アイドルに限らず、しんどかったことを公表して、同情されて、それを推進力にして応援されていくのって、ものすごく簡単で、楽で、わかりやすいと思うんです。
密着したドキュメンタリー見て、ああ頑張っているんだなってわかってそれで応援しようってなるの本当に簡単なんです。
でもそれをしないのがうたプリで、彼らの思うプリンスなんだなぁと。音くんに関してもNDめちゃくちゃしんどかったけど、それは音くんの本来望んでいるマーケティングではなくて、むしろファンには知られたくない側面。
それでもNDはああいう想いをもってして歌った曲だから、ああいう演出になったんだと思うし、そう信じています。
うたの☆プリンスさまっ♪、個人的にはディズニーランドみたいなもので、しんどい部分を全く見せずにぶっ飛んだ楽しさだけを、ドラッグのように注入され続けるヤバいジャンルだと思っていたので、5thで達央が怪我をした時にそれの一角が崩れたというか(けして達央を責めるわけじゃないので勘違いしないでほしい)、キャストの方もそれに向けてめっちゃくちゃに頑張って頑張って、それであんなスペシャルドラッグが出来上がってるんだぞ、というのをしっかり再認識したというかさせられたというか。日本語が下手だ……。
少なくともこちらとしても何の対価も払わずにあんな最高キメキメライブを拝み続けることは不可能、モラルの問題としても無理なので、なんとかしていつもドラッグありがとうをお伝えしたいわけですよ。
でもここまでお読みいただいた方ならお分かりいただけるはずだけど、こんな語彙力でお手紙なんぞ躊躇いと無理のオンパレードなんですね。わかる。
何が出来るかといえば、金払ってCD買って曲いいなぁって呟くくらい。
そのお返しがあの最高ライブ。割に合わない。すごい。
そうなると自分がうたプリに対して借金をしているから、これを返しきるまでは離れられないのかな。なんて。
むしろ返しきった時が離れる時なのか。その時までうたプリはあるのか。
噂では10年計画って聞いてます。折り返しとっくにこえてる。
うたの☆プリンスさまっ♪がなくなっても何年かはこの負債を払い続けてそう。
まぁ現状ではそれもやぶさかではないかな。
今年の誕生日にはお手紙のひとつ出せるくらい、行動力と語彙力に溢れたオタクになれていますように。
願うより行動、とりあえずAASSとトレカ予約しよ。リピラブ積んでるけど。