好きも嫌いも全部まとめて
好きなものがあるオタクへ。
好きなものを形作る全てのことを心から好きだと言い切れるだろうか。
言い切れる人はすごく幸せなのでインターネットなどやめて庭でバーベキューでもやるといい。肉がどんだけ焦げても楽しい人生だと思うので。
さてバーベキューなんてやってもアカンわの人は何かしら拗らせたオタクだと思うのでその前提で話を進めます。
オタクの中にはアンチと呼ばれるヤバい奴らがいることはご存じだと思う。そしてアンチは元オタクとかも聞いたことがあると思う。全ての例ではないけど本当です。
我々オタクの中には「特定の対象に向けてクソデカ感情を持つ」という思考回路・精神状態が装備されてしまっている。
先日身内オタクたちとLINEで治安ない通話をした時に言っていたことだがオタクなんてのは基本めちゃくちゃキモいのだ。キモくないオタクなんていない。これは断言できる。
これは善悪とは別のベクトルであるのでキモい=悪ではないことはご理解いただきたいし、薄々みんな分かっていると思う。主にインターネットで評価されているオタクが悪くないキモさを持っていることを。
脱線が激しくなってしまい申し訳ないが、何を隠そうわたしも元ファンからアンチになった人種の端くれである。
対象は伏せさせていただくが主にツイッターやブログで動向をチェックして気に食わねえところを探し叩き5chのアンチスレで同じ意見のアンチを見て共感したり安心したりしている。
ちなみにアンチ活動とは別で定期的にインターネットの闇として燃えているアカウントのリプ欄を見に行っている。これは精神衛生的にだいぶギリギリの行為なのでお勧めはしない。
何が言いたいかというとこの場合燃えているコンテンツやアカウントそのものに興味はほぼないということである。
仮に燃えている側がクソ長いメモ帳スクショで謝っていても、顔文字ひとつの煽りツイートしかしていなかったとしても受ける印象には特に変化はない。どちらかといえば「燃えたものに対しては何をしてもいいと思っているインターネット社会」の方が心動くものがあるため、リプ欄やRT先のコメントを見ている。
繰り返すがこれは心が荒むためのショートカットに近い技なので今まで自分でそういったメンタルリストカット的行為にたどり着かなかった人種は真似しないでほしい。
これが冒頭の話にどう繋がるかといえばわたしがインターネットのことをめちゃくちゃ好きなことへの裏返しに違いないのだろうということである。
最近はこれ以上インターネットのことを好きにならないために生み出された防衛本能にすら思えてくる始末だ。
わたしにはわかりやすいところの破滅願望と破壊願望がある。最近はここに希死念慮が加わり手の付けられないメンヘラに仕上がってきているがそれと同時に私は世界のことが好きだし自分のことも嫌いじゃなかったりするわけだ。
主に病院等で思考回路をどうにか説明しようとするとものすごく世界のことが嫌いっぽかったり自分のことが嫌いっぽかったり、実際にそういうこともないわけではないのだが、なんとなく勘違いされているなあと感じることがある。
好き嫌いの感情は(少なくとも私の場合は)交互に出てくるものではない。常にこの世界やインターネットや好きなものを取り巻くすべてを愛しているしこの世界やインターネットや好きなものを取り巻くすべてを憎んでいると感じている。他のメンヘラは知らん。
最初から世界などというとスケールがでかくてピンとこなさすぎたのでオタク向けにアンチの話をしたが、つまりそういうこと。
何かを大好きで大嫌いなオタクたちがぐるぐる悩むのを見ていると、それが決して悪いことではないと伝えたくなる。
歌詞貼っておきますね。
クソデカ感情を大切にしてこれからも良いオタクライフを。