唯一の直視を許してくれた太陽の話

 

一十木音也くん、23歳の誕生日おめでとう。


あなたはわたしが応援するアイドルユニット、ST☆RISHのセンターとして
そして大きく言うならうたの☆プリンスさまっ♪というコンテンツの象徴として
わたしたちに元気を与えたり、楽しませたり、時には不安にさせたりして
いつも一生懸命に毎日を生き抜いてきてくれました。

数え間違いがなければ、あなたと出会い祝う5回目の誕生日。
担当ではないけれどもST☆RISHのオタクとしてかけがえない一十木くんのことを
あらためて、今の自分の言葉で残しておきたいなと思って打鍵しています。

日に日に言語力が落ちているので対して文字数伸びなかった。まずごめん。

 

最初は「よくいる主人公だな」と思いました。
彼のことを知れば知るほどそんな気持ちが薄れました。

激重の過去、その過去を乗り越えるというよりも受け入れて生きていること。
諦めているわけではないのでしょうけども
どこか達観した景色の中で毎日の出来事を眺めていたのかな。学生時代は特に。
最近になって年相応の普通の少年らしさ、青年らしさが出てきたような。
今までがロボットだとも、作り笑顔だったとも言わないけど。

一十木音也は何かを否定することを避けているのかもしれない。
意識的なのか、無意識なのかわからないけど、
どれだけ周りが突拍子のないことを言っても受け止める。驚くけど、そのあと笑う。
主に学生時代のクラスメイト達。まともなのは渋谷さんだけだったね。なんかごめん。

 

デビューしてからは、事務所のメンバーやコンテンツそのもののフラッグシップとして
常に真ん中に居続ける彼でした。ライブでも発言は最初に、挨拶は最後に。
正直ずっとこうなのかなって思った。真ん中だと全員に平等にしないといけないから。

でもやっぱり人間だし、付き合いの深い浅いは
ある程度できてくるといいなと思っている自分もいたり、
まぁ腐女子なんであの辺とかあの辺の絡みは期待していたりなんやかんや。

その細やかな期待を嘲笑うように、一十木音也は凄かった。
一十木からの愛は確かに平等じゃないけれども、
とにかく全員に愛される才能に溢れているのがすごい。
ST☆RISHのメンバーは元より音くんを溺愛気味(甘やかし気味)でしたが、
パイフロの時に一瞬で黒崎さんとカミュ様を篭絡したのには本当にたまげた。
カルナイの中でまともに絡んでいないのは美風パイセンだけですが、
ツイッターで平然とタメ口のリプ投げてたんで大丈夫だと思います。そういうとこだぞ。

 

一十木を語る上で存在を無視できないのが一ノ瀬トキヤ。
彼ら2人の関係は充分にシンメといえると思います。
2人の関係は複雑なようでいて案外まっすぐだったのかな、
まぁもう出会ってから5年も経つんですから、
いい加減に関係も落ち着かせろとも思える。
初めて会ったのが思春期とはいえ引くほど陰湿な喧嘩しまくってたし。

今では根本的な性格はそんなに遠くないんだけど、
圧倒的に好みが合わない2人という印象に。
たどり着く場所は同じなのに、それの「好き」と「そうではない」が真逆。
だからお互いのことはよくわかっているけどぶつかるのかな。
それでも2人とも大人になって、いい落としどころを見つけたというか、
良い空気感を2人だけでも作れるようになったのかなってプリツイを見て思いました。
オタクにとっては正直、やりすぎじゃねえかってなったけど……。

 

レジェンドスターで真っ黒な部分が公になって、
一十木音也への印象が変わった人も多いのではないでしょうか。

あれが彼の本来の姿とは言いたくないけど、
鳳瑛一はシャニドルが誰もやらなかったやり方で一十木を広げたんだよなぁ。
本人が(これも無意識かもしれないけど)「ダメだ」と隠していた危うさを
アイドルの表現の幅として形にした手腕には少し尊敬すらします。
知らなかったとはいえ、「そういう面もあっていいんだよ」と
実際は誰も言わなかったわけだから。言ってたのかもしれないけど!うん。わからん。


そんな感じで時間と共にいろんな面を見せてくれた一十木くん、
それでも彼がずっとアイドルでいてくれた5年間は非常に信頼に足る。

わたしは一時期彼のことを勘違いして、アイドルのレールを外れ
アーティストかぶれ(あえて嫌な言い方をしています)になるのではと危惧し
実際にそれに片足を突っ込んだ創作もしてしまったり酷い目にもたくさん遭わせたりしました。
そのあたりは本当に申し訳ないし、やっぱり本物の一十木音也くんの人生には叶わないな。

 

どんな表情でもどんな環境でもずっとアイドルでいてくれた音くんのことを
これからも応援していきたい。そんなことをあらためて。
生まれてきてくれて、アイドルになってくれてありがとうね!